STAFFコラム
横浜で犬・猫の異物誤飲|内視鏡摘出に対応
── 過去数千件の誤飲症例を診てきた港北どうぶつ病院の内視鏡技術
「愛犬が何かを飲み込んでしまったかもしれない」
「急に何度も吐いていて、さっきまで噛んでいたおもちゃが見当たらない」
こうしたご相談を、当院では日常的にお受けしています。
異物誤飲は、犬や猫の飼い主様にとって身近なトラブルのひとつです。
今回は、誤飲の危険性、内視鏡でできること、
そして「早く来てよかった」と思っていただける理由をお伝えします。
犬や猫が異物を飲んだかもしれないとき
よくある誤飲ケース
動物病院で多い誤飲例は次のようなものです。
おもちゃの一部(ぬいぐるみの綿、ボールの破片など)
コイン
靴下や布類
ひも・ビニール・サランラップ
充電器コード
釣り針
骨や硬い食べ物
特に犬は好奇心が強く、口に入れてしまうことが少なくありません。猫の場合は、ひも状のものを飲み込むケースが多く見られます。
放置するとどうなる?
誤飲を放置すると、以下のようなリスクがあります。
胃や腸の閉塞
腸の壊死
穿孔(胃や腸に穴があく)
初期は軽い嘔吐だけでも、時間が経つと急激に悪化することがあります。
「様子を見る」時間が、開腹手術の可能性を高めてしまうこともあるのです。
内視鏡で摘出できるケースとは
内視鏡と開腹手術の違い
内視鏡とは、口からカメラ付きの細い器具を挿入し、胃の中を直接確認する方法です。内視鏡で摘出できれば、お腹を切らない、回復が早い、入院期間が短い、痛みが少ないという大きなメリットがあります。
一方、腸まで異物が移動してしまうと、開腹手術が必要になる可能性が高くなります。
内視鏡が可能なタイミング
重要なのはスピードです。
飲み込んでから時間が経っていない
異物が胃内にある
この段階で来院できれば、内視鏡での摘出が可能なケースが多くなります。早期来院は、身体への負担軽減につながります。
内視鏡の技術には差がある──「開腹せずに済むか」は病院選びで変わる
異物誤飲で動物病院を受診したとき、「内視鏡で無理なら開腹手術になります」という説明を受けることがあります。そして実際に開腹になり、「摘出できたから良かった」と胸をなで下ろす——。しかし後から冷静になって考えてみてください。
もし、もっと内視鏡の技術が高い病院なら、開腹せずに済んだ可能性はないのか——そう考え始めても、後の祭りです。
当院では、過去数千件の異物誤飲症例を診てきた経験の蓄積から、内視鏡による摘出の可否を可能な限り事前にお伝えします。
「これはほぼ間違いなく内視鏡で取れるでしょう」
「これは最初から開腹したほうがいいでしょう」
「便と一緒に排泄される可能性が高いので待ってみませんか?」
マニュアル的な説明ではなく、豊富な経験に基づく具体的な見通しをお伝えすることが、当院の内視鏡診療の特徴です。
他院で「開腹手術しかない」と言われた方へ
「他の病院で開腹手術するしかないと言われたけれど、なんとかなりませんか?」と、遠方からわざわざ来院される飼い主様もいらっしゃいます。
自分の肉親や子供なら、お腹にメスを入れずに解決できるならそうしたい。動物への想いも同じくらい切実であることを、当院は理解しています。
だからこそ当院で内視鏡を実施する際は、「内視鏡で無理なら開腹すればいい」という気軽な気持ちではなく、
「オーナー様にとって最後の砦」という覚悟をもって臨んでいます。
慢性的な嘔吐・下痢にも内視鏡は有効です
内視鏡は誤飲だけでなく、原因不明の慢性的な消化器症状にも役立ちます。かかりつけの病院で下痢止めや吐き気止めの治療をしても改善しない場合、内視鏡検査が選択肢に入ってきます。
・嘔吐や下痢が3週間以上続いている。
これらは慢性腸炎や化器型リンパ腫などの初期サインである可能性があります。目安として3週間以上症状が改善しない場合は、お気軽にご相談ください。
内視鏡検査の費用について
内視鏡検査の費用は、症状や検査内容・麻酔の種類により異なります。具体的な費用については、お電話またはご来院時にご確認ください。
一見高額に感じられるかもしれませんが、原因不明のまま治療を続ける、悪化して開腹手術になるといったリスクを考えると、早期の内視鏡診断は結果的に医療費の抑制にもつながることがあります。
なお、当院はアニコム損保・アイペット・ペット&ファミリー損保の各ペット保険に対応しています。
港北どうぶつ病院の内視鏡体制
朝7時から診療
誤飲は、朝の散歩前後や起床後に気づくことが多い症状です。当院では朝7時から診療を行っており、朝の不安な時間帯にもご相談いただけます。
数千件の経験に裏打ちされた判断力
院長・新井勇人は、横浜夜間動物病院(現・DVMsどうぶつ医療センター横浜)で院長を務めた救急医療のスペシャリストです。誤飲症例を数千件診てきた経験から、内視鏡での摘出可否の迅速判断・適切な検査選択・麻酔リスク管理を行います。
院長プロフィール
院長:新井 勇人(あらい はやと)
経歴:麻布大学卒業 → 横浜夜間動物病院 院長 → 港北どうぶつ病院 開業
専門:内視鏡診療・救急医療
学会発表:麻布獣医学会特別賞受賞 / 獣医麻酔外科学会発表 / J-vet連載寄稿
メディア:CLASSY.掲載(日本で唯一犬猫の誤飲に特化した動物病院として紹介)
監修:犬猫の誤飲相談室
麻酔管理と安全体制
内視鏡は全身麻酔下で行います。当院では麻酔担当医による厳密な管理を徹底しています。
今すぐ確認|誤飲チェックリスト
以下に当てはまる場合は、早めのご相談をおすすめします。
□ 直前まで何かを噛んでいたが、それが無い
□ 急に嘔吐を繰り返している
□帰宅したら、衣類、紙類、食品類、ビニールなどを食い荒らした跡がある
□涎が多かったり、何度も飲み込むような仕草を繰り返す
2つ以上該当する場合は、自己判断せずご相談ください。
ご相談・ご予約
異物誤飲は時間との勝負です。
お電話:045-620-5550
再診WEB予約:https://pet.apokul.jp/web/5/reservations/add/
LINE相談:https://page.line.me/ptk6070m
診療時間:7:00〜12:00/14:00〜17:00(休診:金曜日・日祝午後)
アクセス:横浜市都筑区大棚町3004-1(センター南駅 徒歩6分)
駐車場:病院目の前に専用7台分完備