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港北どうぶつ病院の歯石除去について

一昔前は、犬や猫の口腔内の健康管理に対する意識は、今ほど一般的ではありませんでした。

しかし現在では、歯周病が全身の健康にも影響することが知られ、犬・猫の歯科医療の重要性が広く認識されるようになってきています。

当院でも年に1回の歯科処置を推奨しておりますが、歯科処置は、どの病院でも内容は同じなのでしょうか?

 

当院では、単なる歯石除去ではなく、根本的な治療と日々のケアの両立を大切にした考えのもと、以下のような歯科処置をおこなっています。

 

●犬・猫ともに、全ての歯の歯周ポケット検査

【犬42本、猫30本】1本1本の歯周ポケットの深さ測定・記録し、出血の有無を確認します
歯周ポケットの深さは、歯周病がどれくらい進んでいるかを知るバロメーターです
この深さの測定によって、見た目では分からない歯茎の中の病変を把握できます

●歯科専用レントゲンの使用

通常のレントゲンでは認識できない歯の根の状態や、歯を支える骨の異常、隠れた炎症や破折などを高精度に診断します。
歯科用レントゲンを使用しない抜歯の判断はとても不正確で本来ならば残せる歯も安易に抜いてしまう判断へとつながります。
獣医師の「感覚のみ」に頼らず歯根や骨の状態まで正確に把握した上で、適切な処置を行うことが可能になります。

●有資格者のアフターフォロー

歯石を除去したら終わりでしょうか?除去後のその先の日々の生活こそが一緒に暮らすオーナー様ワンちゃん・猫ちゃんにとっては大切です。
当院では、アニマルオーラルケアアドバイザー・テクニシャンの資格を持つ愛玩動物看護師が在籍しており、それぞれの性格やペースに合わせた無理のない歯磨き指導も行っています。
プロによる歯磨き指導・歯磨きのみでのご来院も可能ですのでお気軽にご相談ください。

 

口腔内の健康は、心臓や腎臓、肝臓など全身の健康と密接に関係しています。
歯周病を放置することで、全身に炎症が広がったり、内臓疾患を悪化させる可能性もあるため、定期的なチェックとケアが非常に重要です。

なお、近年見られるような無麻酔で見える部分だけをきれいにする処置は、根本的な歯科疾患の改善にはつながらず、かえってリスクを見逃す可能性があるため、当院では対応しておりません。

当院の歯石除去は見た目だけでなく、全身の健康を守るための本質的な口腔ケアを大切にしています。
ご不安な点があればいつでもご相談ください。