お知らせ
仔犬さんのワクチンスケジュール、新しくなりました!
~最新ガイドラインに基づいたご案内~
わんちゃんの健康を守るための「ワクチン接種」
港北どうぶつ病院では、2024年に改訂されたWSAVA(世界小動物獣医師会)最新ガイドラインに基づき、犬のコアワクチンプログラムを一部見直しました。
とっても大切な変更点ですので、ぜひご確認ください。
ここまでは従来通り、16週齢以降での最終接種が大事なポイントです
26週齢(6〜7か月齢)での対応に変更があります
従来は「1歳で追加接種(ブースター)」としていたところを、
今後は 「生後26週齢での追加接種」または「抗体検査による免疫確認」が推奨されるようになりました。
当院では追加接種ではなく抗体検査をオススメしております。
🧬抗体検査をおすすめする理由
ワクチンは大切な予防手段ですが、接種のたびに体に負担がかかることもあるのをご存知でしょうか?
- ワクチンアレルギー(アナフィラキシーなど)
- 免疫系への過剰な刺激
といったリスクもまれに見られます。
そこで当院では、“抗体が十分にあるか”を血液検査で確認する方法(抗体検査)を推奨しています。
これは、必要以上の接種を避け、わんちゃんの身体への負担を減らすことを目的としています。
🏥当院での新しいご案内
✅ 生後16週で3回目ワクチン終了後
→ 生後26週(6〜7か月)で抗体検査を推奨。
必要な場合(抗体値が低かった時)のみワクチンの追加接種を行います。
✅ 避妊・去勢手術を予定している場合
→ 術前検査での採血時に、同時に抗体検査が可能です!
(※余計な負担をかけず確認できます)
✅ 以降は…
→ 1年ごとの抗体検査をおすすめしています。
🎯ワクチン=毎年打つもの、ではなくなってきています
「抗体があれば接種は不要」という考え方が主流となりつつあり
抗体検査をうまく活用することで、より安全に・より適切に、わんちゃんを感染症から守ることができます。
ご不明な点はいつでもご相談ください!
「うちの子、抗体検査したほうがいい?」
「もうすぐ手術だけど一緒にできる?」
など、気になることがあればお気軽にスタッフまでどうぞ。
港北どうぶつ病院は、皆様の大切なご家族の健康をアップデートした獣医療で一緒に守っていくお手伝いをさせていただきます。