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眼科検査の様子

どうぶつ達の眼科、どんな検査をしているんだろうと気になったことはありませんか?

眼の検査は暗室で行うため、当院では基本的にわんちゃん・ねこちゃん達をお預かりして検査を行います。

今回は普段お見せできない眼の検査の様子をご紹介いたします👀✨

眼の検査といってもたくさんの検査がありますが、今回はスリットランプ検査(眼科顕微鏡検査)と眼底検査の様子をご紹介します。

 

まずは「スリットランプ検査(眼科顕微鏡検査)」です。

スリットランプ検査(眼科顕微鏡検査)とは字の通り、眼の顕微鏡検査です。

模式図の左半分、水晶体の少し後ろくらいまで検査ができます。

 

まつげ・まぶた・角膜・結膜・前房・虹彩・水晶体・硝子体の状態がわかります。

眼に気なる症状がある場合、まずスリットランプ検査をしてどこに異常があるのかを確認します。

例えば「眼が白い」という症状も角膜が白いのか、前房なのか、水晶体が白いのかどこに症状があるのかは肉眼では分からないため、スリットランプ検査をします。

眼科診療にはなくてはならない検査です。

 

こちらが検査の様子です。眩しくなるためお顔が動かないように支えています。

ねこちゃんは伏せている状態で行うことが多いです😸

 

 

 

続いて「眼底検査」です。

眼底検査は模式図の右側、網膜・脈絡膜・視神経を見ることができます。

眼内の透明度の判定の一つとして水晶体や硝子体の濁りも確認できます。

「最近見え方がおかしい気がする、見えていないかも・・」という症状がある時は必ず行う検査です。

こちらが検査の様子です。レンズで見ると上下逆さまに見えます。

 

 

当院では月に1回眼科専門医の診療日がございますので、眼の症状で気になることがございましたらご相談ください。

次回は眼のエコー検査の様子などもご紹介します👀✨