新型コロナ感染対策
新型コロナウイルス感染症 当院の具体的取り組みについて
先日ご案内させて頂いた通り、現在当院では院内での患者様同士の濃厚接触ゼロの取り組みを開始しておりますが、他にも皆様の不安を解消するために下記の対応を実施しております。
1、新型コロナウイルスと犬猫に関与する信頼できる情報の配信
現在新型コロナウイルスと犬猫との関係についてネット上で流言飛語が飛び交っております。しかしその中には信頼できる情報も埋もれており、オーナーの皆様の混乱は増すばかりです。当院のLINEに登録して頂いている皆様には獣医学的見地から信頼できる情報のみをできるだけ早く配信しておりますので、是非ともご登録下さい。
2、定期的に通院して下さっている患者様に対して、往来を減らし感染確率を下げるためのサプリメントやフードなどの郵送サービス
毎回診察をしたうえでないと絶対に処方できないお薬がある一方で、そうでないものもあります。不要不急の外出を避けるよう推奨されている状況ですので、当院の患者様は是非このサービスをご利用下さい。
3、定期的に通院して下さっている患者様に対して、往来を減らし感染確率を下げるためのTV電話による相談サービス
完璧な通信環境が整っている訳ではありませんが、現在のスマートフォンやPCが普及した環境の範囲内で御相談に応じられる場面もあるかと思います。ご相談下さい。
4、定期的に通院して下さっている患者様に対して、往来を減らし感染確率を下げるための往診サービス
この状況で往診が良いか悪いかは意見が分かれるところです。不特定多数のオーナーと接している獣医師に自宅に入ってきてほしくないという考え方ももっともだと思います。しかし想定を超えた現在の状況の中での一つの選択肢として、当院ではそのような対応も可能とご認識のうえご相談下さい。
5、病院入口に置いた手指消毒薬を足踏みポンプ方式に変更
当院では以前から院内にお入り頂く際の手指消毒を励行しておりますが、現在はそれをより徹底しております。その際に手でプッシュ式のポンプだと不特定多数の方が消毒される前の手で触れることになりますので足踏みポンプ式に変更しました。
6、待合室でのドリンクサービスの中止
検査結果などをお待ちのオーナー様に大変好評を頂いていた待合室でのドリンクサービスですが、現在の状況から判断して当面の間は休止とさせて頂きます。
中国において、根も葉もない噂を根拠に犬猫を遺棄する事例が起きているそうです。
皆様におかれましてはそのようなことは無いにしても、コロナウイルスを過剰に恐れるあまり動物たちが普段享受しているフィラリア予防やワクチン接種、病気の治療が遅れる等の不利益が無いことを心より願っております。
そのために当院は可能な限り皆様の不安を無くす努力を今後も講じていく所存です。ご不便をおかけすることもあるかと思いますが何卒ご理解のほどよろしくお願い致します。
港北どうぶつ病院 院長 新井勇人